旨い酒と鰻を求めて名優が辿り着いた一軒
佐々木蔵之介
どんなに歳を重ねようが、好物には抗えない。
それが幼き頃からのロングセラーであれば食する瞬間は誰しもが素に戻ってしまう。
名優もしかり。
佐々木蔵之介さんは、鰻が大好物ということで
渋谷にあるなじみの店に連れて行ってもらった。
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佐々木さんが鰻好きになるきっかけは学生時代にあるという。
「学生時代、一人暮らししているときに実家から母親が色々送ってくれる中に、タッパーに入った鰻があったんです。鰻１つあればなんぼでもごはんが食べられる。その時に、あぁ、鰻っていいなぁ、ありがたいなぁと思いました。」
大人になってからは店で食べる鰻と酒の美味しさを知り、いっそう好物に。
「日本だったら全国どこでも鰻はありますから、旅先でも調べて食べにいきます」
と、都内に限らずひとりでふらっと立ち寄る。
大人ならではの楽しみ方だ。
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