【出会ったきっかけはアプリ『それってもう普通のこと』】

「マッチングアプリ」で出会った美女との恵比寿の夜。確実に2軒目まで連れ出す方程式とは?

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今回、ストーリーズのアンケートにて
『初デート』での、店選びや振る舞いについての質問が多数寄せられました!

「 #大人の初デート 」6つの物語を
再度、ご紹介したいとおもいます。

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少し前までは傍観を決め込んでいた人間も、そのシンプルで合理的な“出会い”にハマるという「マッチングアプリ」。

現れるのは誰ともつながっていない未知なる女性。
この完全なる初対面の女性を、どう盛り上げるかが大人の力量の見せどころだ。

【主人公】
斎藤洋二(32歳)。岩手県出身。早稲田大学を卒業後、保険会社に入社。会社の同僚にマッチングアプリをすすめられ、今では暇さえあればスマホを見ている。三軒茶屋在住。彼女いない歴1年


『本当に初対面だから店待ち合わせじゃなく、駅待ち合わせ』

“本当に会えるのだろうか……”
“もし来なかったら……”

相手が現れるその瞬間まで、頭の中を占めていたのは、ただそれだけ。
これまでに交わしたメールのやりとりを何度も見返し、大丈夫だろうと自分を落ち着かせる。

「待ち合わせは駅が絶対」。

そう教えてくれたのはマッチングアプリ歴3年の同期。
いきなり店で「初めまして」は気まずいし、一緒にタクシーで向かう仲にはまだ早いと考えれば、もっともなチョイスだと思う。

恵比寿を選んだのも、カジュアルな飲み屋がひしめくこの街なら、初対面同士でもリラックスできるような気がしたから。

そわそわしながらふと駅の方を見ると、エスカレーターを降りてくる、見覚えのある顔が目に入った。
ホッと安堵の溜め息を漏らしながら、僕は彼女に向けて手を振った。


『程よい距離感が保てるカウンターが、今のふたりにはちょうどいい』 .
JR恵比寿駅東口から徒歩1分。
選んだ店は『AELU&BRODO』。

待ち合わせしてからスムーズに移動できるよう、駅近なのは言わずもがな。

ここに決めた理由は、上品すぎず、ワイガヤすぎない、その絶妙なバランスが初対面の2人にはちょうどよくて。
当然、視線と会話の逃げ場に困るテーブル席ではなく、ある程度の距離感が保てるカウンター席をチョイス。
正面の大きな窓から見える駅のホームと、途切れずに走る山手線が、絶対的な安心感をもたらしたのだろう。 彼女もだんだん笑顔になってきた。

“緊張していたのは自分だけじゃなかった”そう思ったら、急激に親近感が押し寄せて……。

夜の始まりはなんだか期待に満ちていた。

彼女がグラスワインをオーダーするころには、マッチングアプリで見つけた爆笑セルフィーや、アプリで知り合いを見つけた時の気まずさに、「あるある!」「わかる!」と会話も大盛り上がりしていた。
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なんだか、いい感じだ。
このままの勢いで2軒目へと誘うべく、お会計をお願いする。
サインを終えて振り返ると、財布を出す素振りも見せずに「ごちそうさま!」と笑顔の彼女。

そのゲンキンさが逆にすがすがしくて、思わず笑顔を返してしまった。


『2軒目へのエスコートは、熱が冷めない距離のバーへ』

1軒目を出たのは21時過ぎ。
解散するには早すぎる。
とはいえ、駅近ゆえに「帰るね」と言われてしまえば、何も言えないシチュエーション。
ここはスピード勝負。

“帰宅”の2文字が彼女の頭をよぎるその寸前で、「道路を渡ったところにあるバーでもう少しどう?」と誘う。

距離にして10メートル、移動時間にして1分。
ほんのさっきまでいた店からも見える至近のバーならば、警戒心も抱かせないはずだ。

「そうだね!」という返事に安堵しつつ、ふたりで『恵比寿バー&ダイニング One』への階段を上っていく。

恵比寿駅徒歩1分とは思えないほど、天井が高くラグジュアリーな雰囲気が漂うバーに、彼女も笑顔を見せる。

その中でもカウンターではなく、あえて個室という密な空間を選んだのは、お互いの本心を探り合うため。

次はあるのかないのか……。

それは、まだ読めない。


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