中目黒にできた『鮨さいとう』プロデュースの店が話題! いま抑えておくべき鮨店はここだ!
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「大人といえば鮨屋」というのが一般的なイメージ。そこには、若者を寄せ付けない雰囲気がある。
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とはいえ、大人になれば、日常に鮨を取り入れてもいい頃だ。
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たとえば、この上司と部下のケース。部下の彼が、上司に誘われて噂の新店を訪れたよう。
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その店こそ、『鮨さいとう』プロデュース店として、中目黒にオープンした『鮨つぼみ』だ。
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【上司に誘われた名店。予約のループに仲間入りした高揚感。】
『 #鮨つぼみ 』
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若くして、鮨の名店を自分の行きつけにできるなんて、思ってもみなかった。それが、こんなに簡単にその扉が開くとは―。
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とある仕事を部長に褒められた矢先、「いい鮨屋があるんだが、どうだ、一緒に」と誘われたのは2ヵ月前のこと。
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「どこですか?」と聞くのも野暮だと思い、「ぜひ連れて行ってください」と部下らしく、返事をした。
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当日、送られてきたのは中目黒にある『鮨つぼみ』のURLだった。日本一予約が難しいといわれる『鮨さいとう』がプロデュースするお店だ。
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先ごろオープンしたとは知っていたが、まさか自分が訪れる日が来るとは思わなかった。
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足早に山手通りを歩いていると、部長に出くわした。一緒に路地を曲がり、ゆるやかな坂を上る。
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店前にはすでに大将がいて、凛とした姿勢で僕らにお辞儀をする姿が見える。部長が右手を上げると、大将はニコリと笑い、暖簾を上げた。
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暖簾をくぐりながら、高鳴る期待に思わず笑みがこぼれる。
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「部長、すごいっすね」という言葉がストレートに出て、部長は満更でもない表情だ。
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料理は、お任せコース一本のみの提供。
つまみで6~7品ほどが登場し、その後、握り11貫、巻物、味噌汁、玉で締めるという流れだ。
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握りが始まると、その流れるような所作に目を奪われる。
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鮨を口に運ぶと、タネはとろけ、シャリは少しの温かさを持って口内でほどけていく。まさに夢見心地とはこのことか。
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店名の「つぼみ」とは、〝つぼみ〞である若手職人が、夢を見つけられる場所になるよう、との願いがあるという。
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「お前も、まだ〝つぼみ〞だ。早いこと花を咲かせてくれよ」と部長が冗談めいた口調で笑った。
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帰り際、「次はお前が誰かを誘うといい」と部長。謙遜しつつも、もらった名刺にふと思う。
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常連への道は、こう開くのかと。この店に見合う自分になろう。そう誓った夜だった。
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【 Restaurant data】
『鮨つぼみ』
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白暖簾に浮かぶ松の紋は名店の流れを汲む証し。赤坂『鮨さいとう』の齋藤孝司氏が店舗設計から器選びに至るまで担った、話題の店だ。
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齋藤氏から直々に大将就任の命を受けた丸山真琴氏はクアラルンプール『たかby鮨さいとう』で副料理長まで務めた職人。
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仕入れ先など、赤坂との共通点も多く、随所に継承されたDNAを感じるが、何より、端正な握り、無駄のない所作に、師から学んだ「仕事は早く美しく」の精神が宿る。
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