【日本の九龍城】高知・沢田マンションを見学!夫婦が造った巨大セルフビルド建築|実は宿泊もできる
高知県高知市、高知駅から少し北へ行った薊野北町にある沢田マンションに行ってきました。日本でも特に有名なセルフビルド建築の一つで、以前からずっと実物を見てみたかった場所だったので、今回の高知旅行で訪れることができて本当に良かったです。
沢田マンションは、沢田嘉農さんと裕江さん夫妻が1971年に建設を始めた巨大な集合住宅です。有名建築家や大手建設会社が設計・施工した建物ではなく、夫妻が自分たちで建設し、その後も増築や改造を重ねながら現在の独特な姿になりました。
普通のマンションのように同じ形の部屋が規則的に並んでいるわけではなく、階段、スロープ、廊下、屋上、作業場などが複雑につながっています。長年にわたって増改築が繰り返された独特の姿から、日本の九龍城や日本のサグラダ・ファミリアなどと呼ばれることもあり、建築好きの間では全国的に知られている建物です。
特に面白いのが、沢田マンションが保存された建築物や一般的な観光施設ではなく、現在も実際に人が暮らしている現役の賃貸マンションだということです。住居だけではなく、店舗や事務所、レンタルスペースなどとして利用されている場所もあり、一つの建物の中に小さな町のような空間が広がっています。
沢田マンションでは一般の見学も受け入れています。ただし、現在も多くの住民が生活しているマンションなので、通常の観光施設とは違い、見学にはルールがあります。
公式に案内されている見学時間は10:00~17:00。特に1階から4階は住民が生活しているエリアのため、各住戸のプライベート部分へ入ったり、覗き込んだり、撮影したりすることは禁止されています。
現地には見学者向けのマップや注意事項が掲示されています。まずこの地図を確認して、どこまで見学してよいのかを把握してから歩くことが重要です。見た目が迷路のような建物なので、自由に歩けそうに見えても、その先が住居につながっている場合があります。
住民の方を無断で撮影したり、住居内部を撮影したり、大声で話したりすることも避ける必要があります。あくまで人が生活している場所を見学させてもらっているという意識で訪れるのが大切です。
今回私が訪れたときには、残念ながら屋上が防水工事中で立ち入ることができませんでした。そのため、実際に見ることができたのは1階から4階にある見学可能なエリアの一部のみでした。
それでも、複雑につながる階段やスロープ、廊下、増築を繰り返してできた独特の形などを実際に歩いて見ることができ、写真や映像だけでは分からない沢田マンションならではの雰囲気を感じることができました。
本来であれば屋上も沢田マンションの大きな見どころの一つです。屋上には菜園があり、野菜などが育てられてきました。また、ニワトリや豚が飼われていることでも知られています。
マンションの屋上に畑や動物のいる空間があり、その周囲に住居や建築設備が複雑につながっているという光景も沢田マンションの大きな魅力だと思います。今回は屋上を見ることができなかったので、ぜひいつか改めて訪れて見てみたいです。
1階には沢田マンションのマップやオリジナルグッズなどを販売しているコーナーもありました。私が訪れた日は残念ながらスタッフの方がいなかったためか閉まっていて、買い物をすることはできませんでした。
中を覗いてみると、沢田マンションのTシャツやさまざまなグッズ、建物を描いたパースのような絵などが並んでいました。建物そのものがこれだけ独特なので、沢田マンションを描いた絵や資料もかなり面白そうで、もっと近くでじっくり見てみたかったです。
さらに面白いのが、沢田マンションの中にあるスペースを実際に借りることもできることです。ワークショップ、展示、ハンドメイド販売、マルシェ、教室、仕事、1日限定の店舗などに利用できるレンタルスペースが用意されています。
公式サイトに掲載されている料金では、2m×2mの1区画が1時間1,000円、1日2,000円。ワンフロアは1時間3,500円、1日7,500円、1か月70,000円。レンタルキッチンは1時間1,500円、1日3,500円となっています。
これだけ有名で特徴的な建物の中でイベントやショップを開くことができるというのも、沢田マンションならではの面白い仕組みだと思います。
もちろん沢田マンションには、現在でも普通に賃貸住宅として住むことができます。私が訪問した際にも建物内には入居者募集の案内があり、家賃3万円台の部屋や店舗用物件などが掲載されていました。
公式サイトの空室情報では、店舗や事務所として利用できる月3万円前後の物件や、住居として利用できる月3万円台の部屋などが募集されることがあります。敷金・礼金なしの部屋もあり、この独特な建物に実際に住むことができるというのはかなり面白いと思いました。
空室や家賃、募集条件は頻繁に変わるため、実際に住んでみたい人は公式サイトの空室情報を確認することをおすすめします。
さらに、1か月単位で利用できる家具・家電付きの短期レンタルルームも用意されています。
公式サイトに掲載されている料金では、1~3か月が月95,000円、4~7か月が月93,000円、7~12か月が月90,000円。水道光熱費込みで、家具や家電、寝具、キッチン用品なども用意されています。
短期レンタルでは敷金、礼金、保証人が不要で、エアコン、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、ガスコンロ、食器、鍋、寝具なども用意されているため、高知で数か月生活してみたい人にとっても面白い選択肢になっています。
そして、沢田マンションには1泊から利用できる民泊もあります。
高知市が公開している住宅宿泊事業の届出住宅一覧では、沢田マンション4階32号室が住宅宿泊事業の届出住宅として登録されています。
公式サイトに掲載されている宿泊料金は、中学生以上が1人1泊4,000円、小学生までで布団を利用する場合は1人3,000円、3歳までの添い寝は500円です。
4室すべてを貸し切ることもでき、最大11名まで宿泊可能。通常期の4室貸切は1人4,000円で最低料金24,000円からとなっています。祝前日や連休、夏休みなどはハイシーズン料金、ゴールデンウィーク、よさこい祭り、お盆などはトップシーズン料金が加算されます。
チェックインは15:00~19:00、チェックアウトは10:00まで。19時以降はレイトチェックイン料金が必要となり、23時以降のチェックインはできません。
民泊の部屋にはテレビ、浴室、トイレ、キッチンなどの共有設備があり、Wi-Fi、ボードゲーム、絵本、沢田マンションが掲載された書籍なども用意されています。
キッチンには冷蔵庫、ガスコンロ、電子レンジ、トースター、調理器具、食器などもあり、長めの滞在にも利用できます。レンタサイクルやBBQコンロ、コインランドリーなども利用できます。
ただし、宿泊する場合もここは一般的なホテルではなく、他の住民が普通に生活している賃貸マンションです。夜に大声で騒いだり、マンション内を歩き回ったり、住居部分を撮影したりして住民の方に迷惑をかけないよう注意が必要です。
日本の九龍城とも呼ばれる沢田マンションの中で実際に一晩過ごし、夜や早朝の雰囲気まで体験できるというのはかなり面白そうです。今回は見学のみでしたが、次に高知へ行く機会があれば、この民泊にも泊まってみたいと思いました。
沢田マンションは、1971年から始まった一つのセルフビルド建築でありながら、50年以上経った現在も人が住み、部屋が貸し出され、店舗やイベントスペースとして使われ、観光客が訪れ、さらに宿泊までできる生きた建築です。
写真で見るだけでもかなり不思議な建物ですが、実際に中を歩いてみると、一般的なマンションとはまったく違うスケール感や通路のつながり方、手作りならではの形を感じることができます。
今回は屋上やグッズ売り場を見ることができなかったのはかなり残念でしたが、それでも長年行ってみたかった沢田マンションを実際に訪れることができて大満足でした。
建築が好きな人はもちろん、セルフビルド、珍しい建物、変わった観光スポットなどが好きな人にも、ぜひ一度訪れてみてほしい場所です。
■沢田マンション
所在地:高知県高知市薊野北町1丁目10-3
見学時間:10:00~17:00
見学:現在も住民が生活しているため、現地のマップと注意事項を必ず確認
撮影:住戸などプライベート部分への立ち入り、覗き込み、撮影は禁止
民泊:4階32号室
宿泊料金:大人1人1泊4,000円~
※見学可能エリア、工事状況、空室、レンタル料金、民泊料金などは変更される場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
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【参考情報】
沢田マンション公式サイト
https://sawadamansion.net/
沢田マンション公式 見学について
沢田マンション公式 民泊
沢田マンション公式 レンタルスペース
沢田マンション公式 短期レンタルルーム
沢田マンション公式 空室情報
高知市 住宅宿泊事業法における届出住宅一覧
https://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/36/minpaku-2.html
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こんにちは、kurakurakurarinです!動画を視聴頂きまして、ありがとうございます。日本全国の古着屋巡り、古着リペア、ビンテージ古着、ドクターマーチンなどの情報をブログやInstagramでも幅広く発信しています。
東京都生まれ/東京農業大学造園科学科卒業/古着、ビンテージ好き/有名海外旅行ガイドブック出版社の元社員/ビンテージサッカーユニフォーム収集/アンブロのタグを年代別に紹介する記事執筆/JICA海外協力隊OB(青年海外協力隊)ミクロネシア連邦チューク州政府観光局派遣2018年1次隊/ダイビング経験本数400+/沈船ダイビング写真受賞歴あり/海外旅行渡航歴約60カ国以上/世界中の古着屋を巡っています/昔はバンドでベース弾いていました/Airbnb experience 英語ガイド 下北沢の古着屋巡りツアーやってます/好きなバンドはブルーハーツ、ミッシェル・ガン・エレファント、50回転ズ/マイルは基本ANAでメインカードはMBA/レーシック経験者、割引紹介可能です/全身脱毛済/アイラ島のウイスキーが好き/ビールはギネスとインドの青鬼が好き/雑貨、古着、靴が好きでとにかく物持ち/世界遺産検定2級/香港観光スペシャリスト/色彩検定2級/好きな宝石はオパール/Googleマップ ローカルガイド レベル10
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