北海道根室の風蓮湖と春国岱に行ってきました。春国岱ではアッケシソウが赤く紅葉する中、エゾシカにも会えました(2023年10月8日)。

北海道根室の風蓮湖と春国岱に観光に行ってきましたので、その様子を紹介します。
 風蓮湖は、北海道の根室市と野付郡別海町にまたがる湖です。恵まれた自然環境から多様な植物や野鳥の宝庫として知られ、タンチョウなど約240種にものぼる鳥類が観察できる国内屈指のバードウォッチングエリアになっています。
 湖東側の春国岱(しゅんくにたい)は、風蓮湖と根室湾を分ける砂州で形成された湿地及び原生林です。海岸砂丘上にアカエゾマツの純林が自生する世界的にも希少な場所で、風蓮湖とともにラムサール条約登録湿地となっています。
 今回、野生のラッコを見た霧多布岬から本土最東端の納沙布岬に行く途中に風蓮湖に、納沙布岬から釧路に戻る途中に春国岱に立ち寄りました。春国岱では、塩分を多く含む湿地に育つアッケシソウ(厚岸草)が赤く紅葉する中、エゾシカにも会えました。また、春国岱から釧路に戻る途中の道路脇では、タンチョウのカップルが歩いて道路を渡る様子にも出会えました。

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