地獄谷温泉(じごくだにおんせん)は、長野県下高井郡山ノ内町の湯田中渋温泉郷にある温泉。近くには、横湯川が流れる。ニホンザルが入浴する事で有名。

国の天然記念物に指定(1927年指定)されている間欠泉、渋の地獄谷噴泉(しぶのじごくだにふんせん)が、後楽館の川向いにある。
ニホンザルが温泉につかっているところが観察できる地獄谷野猿公苑が徒歩5分の位置にある。こちらの温泉は猿専用である。

地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)は、長野県下高井郡山ノ内町の地獄谷温泉にある、野生のニホンザルの観察のための公園。冬にはサルが温泉に浸かる様子が知られる、国際的な観光地。英語圏ではSnow Monkey Mountainとも呼ばれる

1964年(昭和39年)に開苑し、開苑当初からの「猿と人間の共生を観光客に見せること」を徹底し、野生のニホンザルの生態を間近で観察できる野猿公園と国際的に知られる。志賀高原を源とする横湯川の渓谷にある地獄谷温泉の一番奥に位置する。公苑の手前には、100度近い源泉を吹き上げる渋の地獄谷噴泉がある。標高850m、1mを越える積雪があり、厳冬期は最低気温が-10 ℃を下回る。冬場に温泉に入るニホンザルの姿は“snow monkey”(スノーモンキー)などと呼ばれて非常に有名であり、日本国内外のメディアの紹介でよく地獄谷温泉の画像が使用され、タイム誌などにも掲載される。また日本国内外からの観光客も不便な道のりにも拘らず訪れる観光地で、年間約10万人が訪れる。公苑では夏冬の区別なく山から下りてきた野生のニホンザルが観察できる。

交通アクセス
鉄道:JR東日本長野駅より長電バス(急行 志賀高原線)で40分、上林温泉口下車、徒歩30分。
鉄道:長野電鉄湯田中駅より長電バス(志賀高原方面行き)で10分上林温泉下車、徒歩30分。
道路:上信越自動車道信州中野ICより国道292号を経由、沓野・渋ICから地獄谷駐車場へ。地獄谷駐車場より徒歩10分(冬季は駐車場閉鎖のため、上林温泉より徒歩30分)。

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