[呉港艦船めぐり乗船ガイド] 海上自衛隊五大基地のひとつ。よくわかる呉港艦船めぐり
今日は、広島県呉市の呉港に来ています。 この地は、かつて明治の中頃までは、宮原村という小さな漁村でした。 周囲を山と、島に囲まれ、大型船も航行できる海の深さがあることで 軍港として理想的な場所とされ 明治22年(1889)の海軍鎮守府が設置されて以降 大きく軍港として発展しました 隣接する大和ミュージアムに展示されている実物資料や 海上自衛隊の展示資料館、てつのくじら館は、 艦船好きでなくても勉強になります 今回は 人気の呉港艦船めぐりを撮影したものをご紹介します 折角のプロの方の解説が風 の音で拾えてなかったので 代わりに素人のばんじましてが解説します。 呉港艦船めぐりは、約35分 行きは進行方向左手、帰りは進行方向右手の席が見やすくなります。 行きと帰りに同じ艦船を違う角度で見ることが出来るので、 往復の映像を混ぜながら、艦船をご紹介していきます。 出航するとすぐ、左手にJMU大和のふるさとと書かれた建物が見えます。 現在のジャパンマリンユナイテッドの呉事業所の大屋根は、 旧呉海軍工廠造船部 造船船渠の大屋根でした。 軍事機密だった戦艦大和の建造が、 周囲から見えないようにあの大屋根のあるドッグで進められ、 昭和12年(1937)に機工、 わずか3年後の昭和15年(1940)に完成しました。 当時世界最大の戦艦、大和を10分の1スケールで再現したものが、 大和ミュージアム一階に展示されており、一見の価値があります。 建造中の船は、モラー・マースク というデンマークの世界最大の海運会社のコンテナ船、 マースク エル パロマールです。 全長365メートル、幅50メートル、 ブリッジはマンションの10階建てに相当するのだそうです。 こんな巨大な船の乗員が、わずか27-8人なことには驚きです。 バルバスバウ(Bulbous Bow)と言われる船首の形状は、 波を打ち消すことでスピードアップ、燃費の改善に効果があります。 バルバスは、英語で球根状、バウは船首という意味です さみだれは、むらさめ型護衛艦の6番艦です 台形型にすることで、水上レーダーを拡散し、ステルス性が増します くにさきは、おおすみ型輸送艦の3番艦で、 艦名はくにさき半島に由来します。 1番艦のおおすみは、1月1日に発生した能登半島地震のあと、 翌2日の15時に呉を出港、 能登半島沖で海上輸送拠点として物資輸送の任務につき、 1月23日に帰港しました。(撮影日1月13日) 後方の扉の中には エアクッション艇 「LCAC(エルキャック)」が2隻格納できます。 エアクッション艇LCACは、戦車、食料水など搭載し、 直立する3メートルの高さの壁を乗り越えることが出来るのだそうです。 今回の災害派遣では 陸上自衛隊や、国土交通省の重機輸送も行いました。 あぶくまは、あぶくま型護衛艦の1番艦で、 艦名は阿武隈川に由来します。 このあぶくまと、あさぎり型護衛艦の8番艦うみぎり(158) あぶくま型護衛艦の6番艦とね(234)の3隻で 土佐湾沖を警備しています。 かしまは、練習艦で、艦名は鹿島神宮に由来します。 幹部候補生過程を卒業した実習幹部への教育訓練として、 毎年行われる遠洋練習航海に使用されます。 2023年の遠洋練習航海では、 5月25日から10月20日までの149日間もの間、 8か国11の地域に寄港、 各国との共同訓練が行われました。 また、海外での活動の時は、 大統領、大臣クラスのかたも乗船されることがあり、 食事や、物品の調達、給与計算などを行う第4分隊の方は、 ゲストの方に食事を提供することもあるのだそうです。 海外活動では、第二次世界大戦で亡くなられた方の洋上慰霊祭、 寄港地での公式行事などで使用されることもあります。 後ろの平たいところは、飛行甲板で、 紅白幕を張りレセプションの会場となります。 かしまは、海上自衛隊で唯一1隻だけ、 正面に見える青いボートを搭載しており 港の 沖合いに停泊した際 国賓の方をこのボートでお出迎え、お見送りします。 うみぎりは、あさぎり型護衛艦の8番艦です。 しまかぜは、はたかぜ型護衛艦の2番艦です。 佐世保で活躍したのち、2021年に練習艦として種別変更されました。 さざなみは、たかなみ型護衛艦の4番艦です。 前方には、54口径127mm速射砲を1門を備えており、 最大射程は23キロ、 1分間に40-45発くらい打つことが出来ます。 一段高くなったところには、 垂直発射システム(VLS=Vertical Launch System)があり、 対空ミサイルや、アスロックという魚雷など、 さまざまな用途のミサイルが発射できるそうです。 これは、LRAD(エルラド)という、超距離音響発生装置です。 ソマリア沖を航行する船へ海賊行為を行う 海賊の撃退などに使用されるのだそうです。 口径324mmの三連装短魚雷発射管です。 正面に見えるのは、日本が開発、配備した 艦対艦ミサイルの90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)で、 射程は、推定150から200キロとされています。 後方の斜めになった飛行甲板はミニオランダ坂といい、 ななめにすることで強度が上がるのだそうです。 二つのラッパのようなものは、対魚雷用曳航型デコイの繰り出し口です。 曳航型デコイは、ホーミング魚雷の攻撃を受けたときに、 艦艇の推進音に似せた音源を発し、 魚雷に目標を誤認させるための囮です。 てんりゅうは、訓練支援艦で、艦名は天竜峡に由来しています。 ぶんごは、うらが型掃海母艦の2番艦で、 艦名は豊後水道に由来します。 東日本大震災では、被災者支援のために大量の物資を輸送、 被災者の入浴支援などを行いました。 かがは、ヘリコプター搭載護衛艦、出雲型2番艦で、 艦名は加賀の国に由来します。 格納庫の中には、14機の哨戒ヘリコプターを搭載することが出来ます。 舷門(げんもん)と呼ばれる船の入り口には、 24時間必ず隊員が立っておられます。 黒いホースは、洋上給油を行うためのホースです。 海上で、艦船から艦船へ燃料を補給することを「洋上給油」といいます。 従来、洋上給油装置を搭載した「補給艦」が行っていた洋上給油を、 かが、いずもに同様の装置を装備することで、 随伴する護衛艦の行動範囲を広げることが出来ます。 航空自衛隊の次期主力戦闘機 F35B搭載の為、 2022年1月から行われている改修工事は、 今最終段階にあるようです。 右側の小さい船は、すがしま型掃海艇のみやじま 左側はあわじ型掃海艦の3番艦のえたじまです。 敷設艦のむろとの艦名は室戸岬に由来します。 ケーブル敷設装置や、海洋調査に必要な水中機器を装備しています。 これだけ、たくさんの潜水艦が停泊しているのは珍しいそうです。 後ろの舵がXの形になっているものが、そうりゅう型潜水艦です。 右側の潜水艦には塩が堆積して白くなっています。 深海は塩分濃度が高く、水圧も高いので、塩が付着するため デッキブラシでこすり落とすのだそうです。 一番右に停泊している潜水艦は、おやしお型の潜水艦で 1998年から就役している潜水艦です。 でている煙はバッテリーの充電中の排気と冷却水なのでだそうです。 潜水艦桟橋の後方の建物が、 海上自衛隊第一潜水隊群司令部と、 潜水艦基地隊、教育訓練隊の建物です。 潜水艦は、完成時には他の艦船と同様に 艦番号と名前が書かれているのですが、 防衛省に引き渡しの際に全て消されます 奥側の 潜水艦の少しだけ黒い色が違うところは 元々艦番号が書かれていた場所 です 正面の建物は対戦中に色々な大砲を
作っていたところです 戦艦大和に搭載された46センチ砲もこちらで作られました。 ヨドコウと書いてあるクレーンのあたりが、 砲塔のユニットを組み立てていたところだそうです。 呉艦船めぐりは、火曜日を除く平日が1日4便、 土日祝日が1日5便運航しています。 タイミングによって、毎回違う艦船が見れそうです。 実際に乗船して、間近でみる艦船は、迫力が全然違うので プロのかたの解説と合わせて是非体験してみてください。 ご視聴ありがとうございました また次の動画でお会いしましょう
#呉港 #広島 #広島県
呉港艦船めぐりの乗船記念に、プロの方にかわり、アマのばんじましてが解説します。
旅のご参考にしてください。
0:00 イントロ
0:21 呉の歴史
0:51 艦船めぐりスタート
1:21 JMU大和のふるさと
1:53 マースク エル・パロマール
2:24 さみだれ
2:36 くにさき
2:59 LCAC
3:17 あぶくま
3:41 かしま
4:52 うみぎり
5:07 しまかぜ
5:19 さざなみ
6:41 てんりゅう
6:49 ぶんご
7:04 かが
8:13 みやじま、えたじま
8:23 むろと
8:34 潜水艦
BGM: 軍艦行進曲(オルゴールバージョン)by 秦暁さん
3 Comments
米軍との複合型基地弾薬庫に なればドローン 禁止みたいに近づけなくなるのかな?
音楽がめっちゃ好き
オルゴールはやはり、旧帝国海軍軍艦行進曲嬉しい限りです。
実は今年日本遺産認定賞になっている舞鶴鎮守府にいきます!
実は私は関東に住んでいる中、横須賀記念艦三笠保存会会員として入っています。
艦これの提督して創建しています。
横須賀に海上自衛隊一般幹部候補生帰投行事今日やります!
自衛隊オタクとして活発に自衛隊イベントに参加ナリ。