【びわ湖疏水船】第1トンネル東口・扁額「気象萬千」伊藤博文・琵琶湖疏水(2025年5月29日)

びわ湖疏水船は、明治23年(1890年)に造られた琵琶湖疏水を利用した観光船サービスです。琵琶湖疏水は、滋賀県大津市から京都市へと水を運ぶ全長約20kmの人工水路で、国の史跡であり日本遺産に認定されています。この船は、春(3月下旬~6月上旬)と秋(10月~11月)に運航され、水路沿いの桜や紅葉、新緑を楽しみながら、明治時代の産業遺産を体感できます。
主な航路は大津から京都(蹴上)までの「三井寺便」で、2024年春からは大津閘門の電動化により「びわ湖・大津港便」が延伸され、びわ湖遊覧も楽しめるようになりました。乗船には予約が必要で、ふるさと納税先行予約枠や一般枠があり、2025年春シーズンは3月27日から6月8日まで運航予定です。船は明治時代の施設を活用するため、段差や狭い通路があり、乗降は自身で行う必要があります。

第1トンネル東口(入口)
第1トンネルは、日本で初めて竪坑方式で造られた全長2,436mのトンネルです。トンネル上部には、伊藤博文の揮ごうによる「気象萬千(きしょうばんせん)」の扁額があります。「気象萬千」とは、「様々に変化する風光は素晴らしい」という意味で、出典は北宋・范仲淹(はんちゅうえん)「岳陽樓記(がくようろうき)」です。また、扁額の上に英語で田邉朔郎を称えた銘文があります。「びわ湖疏水船」の乗下船場の近くにあり、舟の乗下船時に間近で見ることができます。

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