大本山總持寺祖院(總持寺能登祖院) 令和7年3月11日午後2時

大本山總持寺祖院(重要文化財・石川県輪島市門前町)
明治時代の火災後に横浜に寺地を移した曹洞宗大本山總持寺の礎となる寺院。
大祖堂は法堂と祖師堂を兼ねた總持寺に特有の堂宇で、広壮な内部空間を有し、細部意匠に優れる。仏殿は、曹洞宗の伝統的な本堂平面形式の客殿を転用したもの。山門は豪壮かつ細部装飾に優れた二重門である。伽藍中枢の回廊周囲には近世建立にかかる経蔵や白山社本殿などの堂宇が遺り、壮大な伽藍を形成する。
大本山移転後も同等の寺格を保ち、近世来の規模と構成を継承する伽藍は、以後の被災を乗り越え、近世と近代の堂舎が混在する祖院再興時の景観を現在に伝える。
令和6年10月重要文化財指定。平成19年および令和6年能登半島地震による震災被害から再建中。

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