【街歩き】夕方の神田神保町で古書店巡り|万世橋・不思議な自販機コーナーまでぶらり散歩
動画をご覧いただきありがとうございます。
今日の歴史散歩は【神田神保町】周辺を散策します。
【今回訪れた場所】
1:都営地下鉄・東京メトロ 神保町駅 A3出入口
【住所】東京都千代田区神田神保町2丁目2付近
2:千代田区町名由来板 中猿楽町
中猿楽町(なかさるがくちょう)は、江戸時代まで武家屋敷が並ぶ地域でした。1872年に「中猿楽町」という正式な町名が誕生しました。ここには、能楽の流れを受け継ぐ観世座(かんぜざ)があり、江戸幕府から保護を受けていました。現在では、神田神保町や西神田の一部に組み込まれ、その歴史的な名残をとどめています。
【住所】東京都千代田区神田神保町2丁目2
3:専大前 交差点
靖国通りと専大通りが交わる場所
【住所】東京都千代田区神田神保町2丁目4付近
4:神保町 交差点
靖国通りと白山通りが交わる交差点
神田神保町の中心、神保町駅A7出口前に位置し、古書店街の活気を肌で感じる交差点です。
【住所】 東京都千代田区神田神保町2丁目3付近
5;神田すずらん通り商店街
神田すずらん通り商店街は、神保町を代表する商店街で、靖国通り駿河台下交差点から白山通りまで約260メートル続きます。
古書店を中心に、画材屋や喫茶店など歴史ある名店が軒を連ねています。
【住所】東京都千代田区神田神保町1丁目 神田すずらん通り
6:(株)集英社 神保町ビル
あの『週刊少年ジャンプ』や『週刊プレイボーイ』、『non-no』などを出版する集英社の本社ビルです。
【住所】東京都千代田区一ツ橋2丁目5−10
7:駿河台下 交差点
靖国通りと明大前通りが交わる交差点です。
明大通りを北に進むと御茶ノ水駅西口に出ます。
【住所】東京都千代田区神田小川町3丁目付近
8:小川町 交差点
靖国通りと本郷通りが交わる交差点
【住所】東京都千代田区神田小川町2丁目付近
9:都営地下鉄 小川町駅 A7出入口
【住所】東京都千代田区神田小川町1丁目6付近
10:淡路町1丁目 町名由来板
淡路町一丁目は、江戸時代初期に将軍家ゆかりの寺院があった地域です。
後に大名屋敷となり、明治5年に正式に命名されました。
名前の由来は近くの淡路坂からきています。
当時は華族の大給家の屋敷地が大半を占めていました。
【住所】東京都千代田区神田小川町1丁目4付近
11:淡路町交差点
靖国通りと外堀通りが交わる交差点
【住所】東京都千代田区神田淡路町1丁目付近
12:ワイルド シングス -地形の魔力-(彫刻)
「ワイルドシングス-地形の魔力-」は、東京都千代田区のワテラス複合施設エントランスに設置された巨大な羽根型の芸術作品です。
アーティスト鴻池朋子氏によって2013年に制作され、高さ6メートルのアルミ製彫刻です。
この作品は、自然と人工、過去と現在を融合させ、場所の持つ力を表現しています。
鴻池氏の多様な芸術活動と、神話や学際的な対話から生まれた独特の世界観が反映されています。
【住所】東京都千代田区神田淡路町2丁目101
13:昌平橋
昌平橋は、神田川に架かる歴史ある橋で、神田淡路町と外神田を結んでいます。
江戸時代、徳川綱吉が湯島聖堂創建時に命名し、孔子の故郷にちなんでいます。
明治期に一度改名されましたが、現在は再び昌平橋の名で親しまれています。
コンクリート製のアーチ橋で、モダンな親柱と波型の手すりが特徴です。
【住所】東京都千代田区外神田2丁目1付近
14:御成道(筋違門跡)
御成道(筋違門跡)は、江戸時代に徳川将軍が上野寛永寺や日光東照宮へ参詣する際に通った重要な経路でした。
筋違門は江戸城外郭門の一つで、中山道と御成道が交差する場所にありました。
門内には「八つ小路」と呼ばれる賑わいのある広場があったようですが、明治時代に取り壊されてしまいました。
現在は道路と鉄道によって景観が大きく変わりましたが、町名に歴史の痕跡が残っています。
【住所】東京都千代田区神田須田町1丁目25先
15:マーチエキュート神田万世橋
マーチエキュート神田万世橋は、1912年に開業し1943年に休止した旧万世橋駅の遺構を活用した商業施設です。
2013年にオープンし、歴史的な赤レンガ造りの高架橋や階段、プラットフォームを再生しています。
連続するアーチや神田川沿いのデッキが特徴的で、こだわりのカフェやショップが並びます。
【住所】東京都千代田区神田須田町1丁目25−4
16:万世橋
万世橋は、神田須田町と外神田を結ぶ歴史ある橋です。
1873年に昌平橋の下流に架けられた「萬代橋」が起源で、後に「万世橋」と呼ばれるようになりました。
現在の位置には1903年に架け替えられ、関東大震災後の1930年に再建されました。アールデコ調の橋灯が特徴の歴史を感じる橋です。
【住所】東京都千代田区神田須田町1丁目25付近
17:不思議な自販機コーナー
ネットで検索すると「恐怖の自販機コーナー」と書かれていたり、GoogleMapには「変な自販機コーナー」という名前がついていました。
とにかく変わったものが自動販売機で売られています。
どのような人がオーナーで誰がいつ補充しているのかとても気になる自販機です。
【住所】 東京都千代田区神田須田町2丁目19−7
【神田神保町に中華料理屋が多い歴史的背景について】
神田神保町に中華料理店が多い背景には、明治時代からの中国人留学生の存在があります。
周恩来や孫文をはじめ、魯迅、蒋介石、汪兆銘、康有為、梁啓超といった中国の近代化に重要な役割を果たした多くの人物が、この地域で学び生活していました。
1896年から1919年頃にかけて、最大で1万人もの中国人留学生が日本に滞在し、神保町や早稲田周辺に集まりました。
彼らは日本の近代化を学びつつ、中国の未来を語り合う場として中華料理店を利用したとされています。
故郷の味を楽しむだけでなく、革命の構想を練る場所としても機能していたのでしょう。
その結果、この地域には北京、西安、広東、上海など、多様な地方の本格的な中華料理店が集まることとなりました。
中には留学生が卒業後に開いた店もあります。
現在も、その歴史を反映した中華料理の文化が神保町に根付いており、中国近代史の足跡を今に伝えています。
【今回のれきちり散歩について】
神保町は古書の街として有名ですが、仕事帰りの夕方に立ち寄っても古書店巡りができるか?探ってみました。
結果、残念ながら約半数のお店が18時で閉店してしまうようです。
それでも、書店の多さから古書の街の雰囲気は十分に感じられると思います。
今回の散歩で気づいたのは、神保町が本だけの街ではないということです。
神田神保町から小川町にかけては、スポーツ用品店の多さでも知られています。
靖国通り沿いには多くのスポーツ用品店が並び、夏前にもかかわらずスノーボード用品が展示されていました。
次のシーズンに向けた販売戦略なのでしょうか?
また、平日の夕方にもかかわらず行列ができている飲食店をいくつか見かけました。
神保町はカレー店が多いことで知られていますが、中華料理店も非常に人気があり、この辺りは間違いなくグルメの激戦区です。
神保町で中華料理が人気な理由には歴史的背景があります。
詳細は上記の『神田神保町に中華料理屋が多い歴史的背景について』をご参考ください。
この日は特に目的地を決めず、神田という名のつくエリアを気ままに歩きました。
後半では昌平橋や万世橋など、歴史を感じる橋を渡ります。
最後は昭和レトロな雰囲気漂う、ユニークな自動販売機が並ぶ場所で締めくくります。
この辺りではちょっとした名所のようですよ!
それでは、約1時間かけて夕方の神田神保町エリアをゆっくりと散策してみましょう!