【山梨百名山#61】笹子雁ヶ腹摺山 ~歴史薫る大展望の尾根あるき~

笹子雁ヶ腹摺山は大月市と甲州市の境に位置する標高1,358mの山で、山梨百名山や秀麗富嶽十二景の一つに選ばれています。

この山域の近くには、笹子雁ヶ腹摺山、雁ヶ腹摺山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山の3つの「雁ヶ腹摺山」があり、渡り鳥であるガンがその腹を尾根にするように飛び立つ姿から名づけられています。何とも叙情的な名前です。

今回は電車を利用してJR中央線の笹子駅まで行き、駅前の「みどりや」山で名物の笹子餅を購入し、山頂登頂後の楽しみにしました。
駅からは友人と合流し、車で国道20号線甲州街道とその旧道を経由して矢立の杉の駐車場に向かいました。
(※この旧道は例年12月から4月まで冬季閉鎖になります。
 開通している時には、さらに先の笹子隧道まで車でアクセスできます。)

矢立の杉は樹齢1,000年を越えていると言われる巨木で、戦国時代に武士が武運を祈ってこの杉に向かって矢を射かけたことに由来します。江戸時代には多くの浮世絵師によってその威厳ある姿が描かれました。現在は歌手の杉良太郎さんとの縁があり、杉さんによるその名も「矢立の杉」という歌を聴けるゼンマイ式の音声案内や身代わり両面地蔵が設けられています。

矢立の杉からはしばらく2つの小さな沢に挟まれて進みます。
再び旧道に合流してしばらく進むと有形登録文化財にも選ばれている笹子隧道に到着します。その坑口は2本の柱型の装飾が施されており、さながら西洋建築のようです。

笹子隧道からは甲斐大和駅との分岐である笹子峠へ登ります。
その先は尾根道と新道に分岐しますが、今回は眺望が開けているであろう尾根道を選びました。
※帰りは新道を選びましたが、こちらの方がアップダウンが少なく時間短縮になりました。
尾根道からは、富士山、雪の稜線が美しい南アルプスや甲府盆地を一望できました。

再び尾根道と新道が合流すると山頂がある本体が目前に迫ります。
山頂までの急登を登りきると待ち望んでいた、秀麗富嶽十二景の富士山が美しい姿を見せてくれました。
山頂で食べる笹子餅も今日は格別な味がしました。

00:00 笹子駅
00:46 矢立の杉
03:22 いざ笹子の杜へ
04:13 笹子隧道
06:06 笹子峠
07:43 尾根道・新道分岐
10:17 笹子雁ヶ腹摺山山頂

◆使用音源
フリーBGM DOVA-SYNDROME
ハヤシユウ 様 『森林ループ』

#笹子雁ヶ腹摺山 #矢立の杉 #笹子峠

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