【ホンモノの秘境】千葉郡界尾根① 金谷港~鋸山~嵯峨山 千葉の低山と侮るなかれ!上総と安房の国境を縫って房総半島を東西に貫く尾根道は、約60kmにも及ぶ困難な道程です。千葉の懐深い山域に踏み込みます。

さて本日は房総半島の南部を東西に横断する、 郡界尾根を歩きます。 東京湾フェリーの金谷港から、 上総と安房の 国境線上の尾根に沿って鋸山、 木の根峠、安房高山、清澄寺を巡って 安房小湊鯛の浦を目指します。 約60 km近くにも及ぶ とても長い尾根なので、 一日での踏破は無理です。 ですので、何回かに分けて 縦走していきたいと思っております。 何日かかるかは、はっきり言って分かりません。 過去に途中の木の根峠峠までは、 行ったことがあるんですが、 その時にも何度も何度も道迷いを繰り返して、 なかなか計画通りに行かないというのが、 この郡界尾根です。 かつて館山市にある 房日新聞社の記者の方が、 この尾根を踏破するという記事を 書かれたことがありまして、 そこからかなり注目を浴びることになりました。 本日、まず鋸山を経て嵯峨山を目指します。 こちらは浜金谷港の恋人の聖地。 富士山も結構はっきり見えてますので、 今日はいい日になりそうです。 今日は観月台コース、 一番の王道コースですね、 こちらを使って登っていきたいと思います。 こちらが観月台コースの上り口ですね。 車力道コースは、こちら左側にしばらく舗装道路を たどっていくんですが、ここはいきなり 遊歩道に入っていきます。 いきなりの何100段という石段で、 既にちょっと息がきれております。 この観月台コース、このように尾根コースなので、 このような、ずっと明るい雰囲気が続いております。 鋸山の石切場の跡が、 ドーンと目の前に飛び込んできました。 ここが観月台ですね。 この石段も鋸山の中腹から 切り出されてきた石でしょうね。 ちゃんとノミで、滑り止めになるような、 斜めに線も、つけられてますね。 すごいですね。 崖崩れと言いますか、 山津波級の崩壊が、あったような感じですね。 ターザンの捕まるような、ロープ状のものが、 藤の弦ですね。 明るく開けてきましたね。 もう鋸山の稜線は、 手に取るような近さに迫ってまいりました。 転落注意ですが、これだけしっかり

鎖で、ガードしてくれてたら、 転落の可能性はかなり低いでしょうね。 ここは樋道跡、Toimichi Traceだそうです. ちょっと覗いてみましょう。 これですね. この樋の道が、 上の石切り場の方まで、 ずっと続いているということですかね。 今ここで、こちら側が有料ゾーン。 日本寺さんの境内の中ですね。 有名な地獄のぞき。 こちらY1、こちらにあります。 本日はこちら。 鋸山の山頂は、地獄のぞきとか人の多い場所からかなり 東側に外れた場所にあります。 59 00:04:50,90 –> 00:04:50,890 すっごいですね。 地獄のぞき、すぐそこじゃん。 まだ誰もいないかな。 きれいに、石切ってあるな。 安全第一。 昭和60年まで 採石を続けていたのか。 古い機械も歴史的遺産です。 手を触れないでください。 これはトラクターでしょ。 まさか崩れないとは思うけど、ちょっと怖いですね。 ここは石を切り取った底の部分が、 池になっちゃってますね。 道草してると、先に全然進めないんだ。 池の方まで近づこうと思いましたけど、 なんか底なし沼みたいになっているので、やめます。 迷路みたいなからくりになってる、 車力道との合流点に出ましたね。 車力道は車力道で、結構昔の 石の道がずっと谷底に続いてて、 それはそれで趣がありますね。 さあ、石段の道に入ってきました。 ここの道ご覧のようにすごく狭いので、 登る人と下る人が交錯すると、 もうすぐに渋滞になるんですよね。 なので、土日祝日に登ろうとする人は、 朝できる限り早く通過してしまった方が、 無難かと思います。 ついに稜線に出ました。 電波塔が見えてきました。 頂上が近そうですね。 鋸山の山頂、10人ぐらい集まってきちゃったので、 早々退散しました。 鋸山までは、来る人たくさんいるんですけど、

その西っていうのは、 あんまり人が来ないエリアに入ってきます。 こちら東の肩ですね。 こちらも浜金谷方面から 登ってくるコースの一つなんですけど、 あんまり道は良くないかもしれないですね。 こちらもかなり激しく崩れてますね。 大木が何本のもなぎ倒されて。 さて、鋸山からだいぶ西側に 降りてきたんですけれども、 このようにベンチがあって、目の前が大きく開けた、 展望のいい場所に到着しました。 東京湾から、この道路が続いてますけれど、 あそこに池がありますね。 これが昔の採石場ですね。 この池の上にある道路がさらに奥の方に 続いていて、さらに大規模な採石場の跡があって、 よくテレビドラマとかのロケに使われたり している所らしいんですけれども、 一名、千葉のグランドキャニオンとか 言われている所らしいんですけど、 そこは、小鋸山まで行くと よく見えるところです。 そこに登った後に、その千葉の グランドキャニオンを突っ切ってですね、 郡界尾根が先に続いていると。 今先方に見える、 あそこのちょっと小高いピークですね、 あそこが嵯峨山です。 林道口に到着です。 この林道をまっすぐ行くと、 保田駅に下ることができます。 この林道を鋸山から下ってきて、 少し保田方面に進むと、 郡界尾根への続きの登山道が現れます。 立派な道標ができているな。 道もすごい分かりやすくなっている。 この二年ぐらいの間に。 スダジイが倒れているけど、 うまく迂回させている。 さあ、ここからが、 ちょっとした危険地帯に入っていきます。 といっても、例えば、戸隠山の蟻の戸渡りとか あのへんと、比べれば、楽勝といえば楽勝ではあります。 危険なんです。 124 00:11:02,95 –> 00:11:02,629 危険なんで、 顔を出して覗き込まないでください。 今回はカメラに覗き込ませます。 高度感が出てますよね。 ここが、このコースの中で一番、 高度感がありますかね。

右側に踏み外すとヤバいです。 ここ落ちたら、まず生きては帰れないですね。 もう、カメラに戻ってきてもらいます。 ここは危険箇所ですね。 これは怖い。 なにか動物の鳴き声がした。キョンかな。 これアリドオシで、トゲがたくさんありますから、 こういう所、気を付けてください。 この辺りの千葉の山には、 二種類の野生の鹿がいます。 一つはニホンジカ。 これは在来種ですね。 もう一つは、キョンという 台湾から移入されて野生化している鹿です。 この辺りの岩尾根なんですけど、 木の倒れ方が、なかなか凄まじいですね。 切り通しに参りました。 これさすがに、飛び越えるのは、 超人でないと難しいです。 さあ、降りてきました。 今度は、南側の方を回って、ここから登りますね。 144 00:13:17,97 –> 00:13:17,664 何故か、ドローンが。 ちょっと岩の登り降りが厳しくなってきました。 ここは、小鋸山頂上です。 つい先ほどまで、10名ぐらいでしょうか、 団体さんが、このピークを占領しておりまして、 私が着いたら譲っていただけました。 今、下を下っていかれますね。 この方たちですね。 黒い犬を一匹と、 ドローンを飛ばしてました。 つい先ほどのピークで、 ドローンが落ちてたという話を伝えたんですけど、 私たちのものではないとのこと。 手前が千葉のグランドキャニオンと呼ばれている 元採石場。 これで、その向こう側のピークが嵯峨山、 今日の目標地点です。 今登ってきた鋸山。 小鋸山よ、さらば。 もしかしたら、もう永遠の別れかもしれません。 小鋸山の岩壁を降りてきました。 採石場の方に向かいます。 先ほどの団体さんも、 採石場の端の方まで行ってますね。 今、小鋸山には、後から来たパーティーが。 やはり、男女混合パーティーみたいで、 話し声が盛んに聞こえますね。 テーブルマウンテン。 この上か。 テーブルマウンテンの上部にやって参りました。

割れ目があって、危ないね、これ。 小鋸山のパーティーよく見える。 うわー、あそこの山も総崩れって感じですね。 見るも無残。 さっき見えた嵯峨山は、 ここでは見えなくなりましたね。 そこに確か池があったんだけど、まだあるかな。 辛うじて水を湛えてますね。 右手前がさっき登ったテーブルマウンテン、 左奥が小鋸山。 ここ登山道として解放されているんですけれども、 やっぱり、落石の危険が全くないとは 言えないと思うんですね。 今日、結構霜柱が立ってたり、 池とか沢にも氷が張ってたりしたので、 こういう時って危ないんですよね。 このように、上から崩れてきている石が、 たくさん散乱してるんですよね。 小さい石でも、直撃したら致命傷です。 こんな、でかい石も。 このような深くえぐらえた谷の谷底に 水がたまってますね。 すべて自然にできたものではなくて、 人工的に削ったものです。 立派な道標ができてるな。 本当にありがたいことです。 この辺りも激しく倒木が、 折り重なってたんでしょうね。 普通に歩けるようにするだけで、 かなりの労力だったと思いますけどね。 この直角に曲がる小ピークというでしょうか、 ここが一番最初に来た時、 何度も行ったり来たりして道を探したとこですね。 ここも、ちゃーんと、このように道標ができています。 右に曲がるのは正しいんですけど、 あそこに石切り場の小屋跡が見えるんで、 なんか石切場に戻ってしまうっていうのは、 どうもなんか踏ん切りがつかなくて、 何度も逡巡した覚えがあります。 採石場から小保田峠の間の三分の二ぐらい来たでしょうか。 それまでの間に、単独行の男性二名とすれ違いました。 過去二回歩いた時は、誰とも会わなかったので、 やっぱりこれ整備されたっていう情報が 出回ると、結構歩く人が増えてくるんですね。 前後に複数人のパーティーが歩いているはずですので、 変化に富んだ面白い道なので、 人気のコースになりつつあるのかもしれないですね。 鉄塔のところに来ました。 倒木の恩恵と言いますか、 結構こういう見晴らしのいいとこが増えましたね。 以前、こんな海の見えるところなんて、 まず一つもなかったと思うんですけれども。 結構、頻繁に海の見える場所に出くわしますね。 嵯峨山が、もうすぐ目の前に、 デンと構えてます。

どうやら小保田峠に到着したようです。 二年前は倒木帯を抜けるのにも大変で、 辿り着いた頃にはもう周りが真っ暗で、 周りにもう鹿の鳴き声がもうあちこちで聞こえて、 鹿が警戒する鳴き声ですよね。 なんかすごく心細い思いをしましたけど、 今日はかなり足にはかなり来てますけど、 まだ余力を残して到着です。 嵯峨山への分岐出ました。 この先は道が荒れており、迷いやすい道になります。 十分注意して進んでください。 多分整備される前に立てた看板じゃないかなと 思うんですが、 延々とトラロープが続きます。 かなり苦しいです。 この嵯峨山の方に入ってきてから、 ちょっと桜の木が増えてきましたね。 鋸山周辺では、桜の木を、 あまり見かけた記憶ないんですけど、 この辺にはたくさんありますね。 こんな岩ゴロゴロのところに根を張っているんですね。 スイメイ・・・ ちょっとよく読めない。 こちらがスイセンピークかな。 何も書かれてないのでわかりません。 スイセンピーク、嵯峨山山頂。 まだここ嵯峨山じゃなくて、 その手前の展望台なんですけど。 今日一日よくここまで来ました。 最長不倒距離記録ですね。 嵯峨山山頂つきました。標高315 . 5メートル 看板、塗り直してあるな。 こんな新しい看板も 三角点です。 すごいロケーションに祠があります。 金平神社ですね。 ここの展望もなかなか開けてますね。 木更津方面ですかね。

千葉郡界尾根の長い長い道のりの第1回目です。道標が近年ボランティアの方の努力により、道標が整えられ、全行程の中では、道迷いのリスクの低い部分です。鋸山の石切場や小鋸山付近の大規模な採石場跡、ニホンジカやキョンの姿、生々しい樹木もろとも崩壊した崖の様子、重畳たる深い山並みや東京湾・富士山・三浦半島・伊豆大島の眺望など、変化に富んだ景色の楽しめるコースです。

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【タイムコード】
◆金谷港恋人の聖地  : 1:19
◆観月台       : 2:33
◆鋸山石切場跡        : 4:46
◆地球が丸く見える展望台    : 7:01
◆鋸山山頂        : 7:28
◆小鋸山     : 13:30
◆嵯峨山         : 20:46

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【千葉郡界尾根① 金谷港~鋸山~嵯峨山 紹介】
◆鋸山は、砂岩や凝灰岩の石切場跡があることで有名です。今回は下から眺めるだけで訪れませんでしたが、日本寺境内にある地獄覗きは、石切場跡の上部に残されたオーバーハングの岩です。麓からも石が切り出された岩壁はよく見えます。
◆その西部に続く郡界尾根は、同質の岩でできています。馬の背のような尾根が所々に現われ、脆く砂粒状となって滑りやすい場所もありますので、慎重に歩を進めましょう。
今回のコース上では、2019年の台風15号により発生した大量の倒木は、処理されており、行く手を阻まれることは、ありませんでした。但し、周囲の山の至る所に、樹木ごと崩れている崖が数えきれないくらいありました。
倒木の副産物と言えるかもしれないですが、結構見晴らしのよい場所が、以前より増えています。
◆嵯峨山は、奥深い山です。頂上からの展望はありませんが、動画で紹介した少し手前東側や北側には展望台があります。嵯峨山から下山する際は、北側の釜の台に降りず、小保田峠に戻って降りることをお勧めします。釜の台からは、上総湊やもみじで有名な山中方面に降りることはできますが、いずれも長い車道歩きとなります。
◆郡界尾根の次回以降は、道標が少なく(あるいは、全く無く)、倒木処理のされていないルートや、道型の無い区間も出てきます。道迷いも覚悟(楽しみながら)の道程です。何日かかるかは、実際に歩いてみないと分かりません。毎回、行けるところまで行くというスタンスで、何回かに分けて紹介したいと思います。

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【チャンネル】
@歩いて旅するにっぽん
・有名ではない
・人里から離れている
・体力も必要
・情報も少ない

それでも、その場所を訪れれば、
有名観光地に匹敵する、あるいはそれ以上の感動が得られる場所を
徹底リサーチして厳選の上紹介しています。

◆運営会社:アスタービジョン株式会社
ウェブサイトはこちら
https://astervision.co.jp/

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【撮影機材】
◆iphone13Pro
◆GoPro HERO10 Black

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【編集ソフト】
◆PowerDirector 365

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動画の一部で、地理院タイルに地名・アイコン等を追記した画像を利用して配信しています。

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