【ホンモノの秘境】千葉郡界尾根② 嵯峨山~横根峠 岩だらけの第1回に続き、今回進む先は、いよいよ秘境感を増してきます。道標は一切なく、道も荒れ気味。侮れない千葉の低山は、道迷いを楽しむ余裕も必要です。

房総半島の南部を東西に横断する郡界尾根を、 第一回に引き続き歩きます。 この郡界尾根、東京湾フェリーの金谷港から 太平洋の安房小湊鯛の浦までの 約60kmの長大な尾根です。 第一回目は、金谷港から鋸山を経て 嵯峨山まで歩きました。 ほぼ道迷いのない快適なルートでした。 今回は嵯峨山から横根峠を目指します。 おそらくは第一回目とは違い、 困難な道のりが予想されます。 道迷いも楽しむぐらいの気持ちで、 臨みたいと思います。 いよいよ本当の房総半島の秘境へと、 足を踏み入れていきます。 最後までお付き合いいただけますと、幸いです。 さて、本日、第二回目の千葉郡界尾根ということで、 第一回目の最終到達地、 嵯峨山の山頂にまた戻ってまいりました。 今日の行程は、ここからできれば横根峠まで、 あわよくば、その先の津森山まで 踏破したいと考えておりますが、 第二回目、いよいよ道がかなり 悪路になっている事が予想されます。 というのは、2019年の台風による倒木が、 多分、ここから先のルートは 十分に処理されていないと思われます。 第一回目の金谷港から鋸山を経て 嵯峨山までのルートというのは、 (この部分の)郡界尾根、 かつての、道迷い、道迷いの末に やっと、たどり着くという、 そういう面影は、もうもはや、なくてですね、 団体さんも普通に歩く 普通の登山道コースに 変わり果て・・、 「変わり果てる」っていうのはおかしいですけど、 良くなってるんでね、 なってますけれども、 第二回目以降は 第一回目のようなわけにはいかないと 予想しております。 それでは進んでみましょう。 なんか今日、やけに来る時のバスからして、 すごい人が多いなと思ったら、 先ほど頂上で会った方によると 「登山フェスティバル」っていうのを やってるせいのようです。 先ほど嵯峨山までは、ダイレクト尾根という 新しいルートが開かれて、 これも、ボランティアの方が、 大変な苦労をして開かれたんですけれども、 そちらの道を、ありがたく使わせていただきました。 とても歩きやすく、要所要所にロープが設置されて、 大変良い道でした。

良い道とはいっても、 やっぱり急斜面があって、急斜面は土が滑るので、 そこは気をつけた方がいいと思います。 だいたい、小保田のバス停から展望台まで、 ちょうど一時間ぐらいで到達します。 嵯峨山から下ってきてるんですけれども、 かなりペースは、やっぱりこういう悪路なので 落ちましたけれども、 倒木は、やっぱりこれボランティアの方が、 いろいろやってくれたと思うんですけれども、 要所要所、処理されているので、 二年前の台風直後に来た時と比べたら、 もう雲泥の差で、 これでも、スイスイ進めるようにはなっております。 ヤブツバキが咲き始めてますね。 登山アプリでは、このあたりから、 ちょっと尾根を外して、 右の方に下るように なってるんですけれども、 一番最初に来た時は、 これまっすぐ行ってしまってですね、 ちょっと遠回りをしてしまったと。 ここを右に曲がるんですね。 一旦ここで林道に合流するんですけれども、 すぐまた林道を離れて、 右側の山道に入っていくというパターンになります。 この林道ですね、 こちらの左側は釜の台という 所から続いてきています。 釜の台という集落は嵯峨山から直接 降りることもできるんですけれども、 そちらに降りてしまうとですね、 かなり遠回りになってしまうので、 嵯峨山山頂から看板の裏側に ルートがありますので、 そちらを降りるようにしてください。 こちら右側、保田見という 集落に続いていますけれども、 集落というほど民家の数は多くないんですけど、 結構、廃屋とかもあったりして、住んでいらっしゃる 世帯は、2、 3世帯かなとは思うんですが、 ただ保田見の集落を経由するとですね、 かなりやっぱり遠回りになるので、 今こちらから降りてきたんですけれども、 こちらですね。 また山道の方に入っていきます。 この辺りもなかなか美しい尾根ですね。 倒木は全く見当たりません。 ちょっと倒木の激しい、 明るい屋根に出てきたんですけれども、 足場を作ってあります。 ありがたいことですね。 保田見の集落が見えますね。 この辺も倒木がなければ下の集落を、

見渡すことはできない場所だったかも しれないですね。 すごい谷になってますね。 倒木というよりは、崖ごと崩れてますね。 でもこの辺りだけ 気持ちのいい笹の尾根になってますね。 この尾根も崩れたらちょっと、 ここで歩行が断絶されるかもしれないな。 これは下を巻けっていうこと? ここくぐれってことか。ちょっときついな。 やっぱここの上を越えるってことか。 でもなんか、これ下が見通せるんだけど、怖いな。 まあ大丈夫だよな。 ちゃんとした根っこらしいから。 この下は、おそらく空間です。 この木がなかったら、谷間に真っ逆さま。 あの辺もたくさん穴ぼこ開いてるもんね。 怖いな。ここもちょっと怖いね。 よいしょ。 これ前回も登場しましたけど、アリドオシという トゲトゲの草というか、小木ですね。 あんまり足の裾とか、引っ掛けないように した方がいいと思います。 アリドオシは、よく見ると、 このような小さい可愛い実がついてますね。 食べられるのかな。 ここも、ちょっと鞍部になってるんですけど、 ここもなんか左右が倒木の嵐になってて、 ここだけ、すごい見晴らしが・・ あ、富山が見えますね。遠くに。 ちょっと画像ではわかんないかもしれないですけど。 南側に道が続いてくのかな。 なんとなく道型があるな。 無事に林道に降りてきました 案ずるより産むがやすし。 もうほとんど倒木で苦労することなく、 ここまで、到達しました。 ここから、しばらく林道歩きですね。 この林道の脇なんですけれども、 この杉林もすごいですね。 軒並みなぎ倒されてます。 再びこちらの方から山道に入ります。 今。こちらの方から林道をやってまいりました。 この先で確か二股に分かれるはずですが、 右側に降りる道は立派なんですけど、 そのまま麓の集落に降りてしまうので。 こちらで分かれてますね。 右側の道と、尾根上に続く道。 ちょっと場合によっては脇道を辿るよりも、 ピークに登って降りて行った方が 楽かもしれないですね。 こちらに結構な藤の大木がありました。 こんな感じで、ずっと上の方まで。 栽培下では、結構すごい ぶっとくなる木があるんですけど、

こういう野生の藤の木で、 さっき見たぐらいまで太くなるっていうのは、 なかなか、そうそうは、 無いかもしれないですね。 藤の木といえば、 足利フラワーパークの有名な藤の木がありますけど、 あそこの藤の木は本当化け物みたいな、 なにか桜の木と、見紛うような、 すごい桁外れの太さがありますよね。 多分、野生では、あんな太い木になることは、 まず100 %無いと思いますね。 尾根が途切れて、急坂になってますね。 地滑り防止区域の標柱があります。 こういうピークからの下りが、 よく間違いやすいので、見極めてからしましょう。 多分、標柱がこちらにあるので、 赤いテープがあるので、こちら側ですね。 間違いないです。 いい倒木を拾いました。 すごい、しっかりしてる。 この木の根っこ。 多分雨の日はこれツッツルになるんですよね。 さあ、ここに鹿柵が現れました。 ここから柵に沿って進むんですね。 一番最初に来た時には、やっぱりここもスイセンで 埋め尽くされてて、スイセン畑になってたんですけど、 今はスイセンを耕作している形跡は、 どうもないですね。 どうもこの辺りがピークのようです。 ピークからの降り口、 これが道迷いの原因になったりしますので、 ここはでも、道がはっきりしているので、 問題ないですね。 これもおそらく杉の木ですね。 すごいな これが上から落ちてくることは、まずないでしょうね。 この巨木に押し潰されたらちょっと事ですね。 これが餌も撒かれてないし、扉も開いてないので、 今使われてないですね。 この土なんですけど、 この辺の土って、なんとなく今日ぐらいに 適度に湿ってた方が、 滑らなくていいのかもしれないですね。 カラカラに乾きすぎず、ぐちゃぐちゃに湿りすぎず。 今日、おそらくは、明け方に、 雨がちょっと、ぱらついたんだと思うんですよね。 ちょっと地面が若干湿り気を含んでて、 この状態の方が、なんか乾いてる時よりは、 滑りにくいような気がします。 これあくまで私の個人的感想ですけどね。 相変わらず倒木が処理されているので、 ありがたいんですが、 これちょっと怖いですね。 これ、この処理の仕方。

いや、せっかくやっていただいて、 文句言うのは何かとは思うんですけど。 こんなところにもイノシシの罠が隠れてる。 ここから、あそこに登れそうですね。 巻き道ができてるんだ。 シャガの葉っぱが、踏みつけられているから、 ここが巻き道になってるっぽいですね。 もともとあった道よりも、 これ楽勝な道に変わってますね。 今日、初めてこけちゃいました。 ちょっと分かりづらいですが、左手に池があって、 その池に見とれてたらコケてしまいました。 この棘のある木が・・・。 これあれかな。モミジイチゴごかな。 これが本当なんか嫌なんですよ。 無理やり避けようとすると、 ちょっと道の悪いところに足を踏み込まざるを得なくて、 これで、ちょっと足が不安定になってしまう。 林道に出てまいりました。 罠が仕掛けてあるのでご注意くださいと 書かれてますね。 この林道は真っ直ぐ行くと富津市の山中という、 もみじロードで有名なところに出るんですけれども、 この辺りは、ちらほらと、スイセンが見えますね。 さあ、ここに階段があります。 神社が多分あるんじゃないかと思うので、 ちょっと登って参拝してまいりましょうか。 これはこのあたりで多分掘り取られた 砂岩でできている祠でしょうね。 多分こちらの尾根の方に、 郡界尾根は続いていると思うんですが・・。 入り口はあそこかな。 赤テープが見えます。 このあたりも、うっすらとスイセンが残ってますけど、 こちらが入り口のようです。 ここにも罠の注意喚起の看板があります。 ちょっとイノシの掘り返した穴が、ところどころ 落とし穴のようになって、その上に草が、 覆いかぶさっているので気をつけていきましょう。 倒木もなく順調に来たのですが、 ここに赤テープがあって、その先もなんかちょっと 見当たらなくなって、 道もなんか怪しくなってきちゃいました。 よくよく見ると、 なんとなく道が正しきものが、こういう方向で 見えたりはするので、 まずこの方向で大丈夫でしょう。 本日ここに来て、最大の難関を迎えつつあるようです。 地面にはトゲのある草というか、小木ですね。 向かう先にはこのように覆い重なるような倒木。 これもすごいトゲだ。両側トゲだね、これ。 どうにかなるのかね。これ。 あー、ずっとトゲだな。これ。 今越えてきた壮絶な茨地帯です。 動画で見ても多分ほとんどわかんないと思うんですけど、

もう次から次と、トゲ付きの小さな木が、 肩のあたりまでの木が襲ってきて、 何度も何度も手をチクチクやられてしまいました。 どうにか、切り抜けました。 まるで嘘のように穏やかな道になりました。 こっちの尾根伝いに道があったのかな。 どっかで道を逸れたのかもしれないですね。 爽やかな小鳥の鳴き声が。シジュウカラだった。 まあ、こんな倒木も可愛いもんですわね。 だんだん倒木があって、 当たり前の感覚になってきちゃいますね。 3時を越えて、 だんだん空気が冷たくなってきましたね。 やっぱり、こっち、尾根を忠実にたどってきて、 どうも正解だったようです。 激しく崩れてます。 スダジイの巨木に亀がしがみついてるみたいです。 こんな感じなので、すごい巨木です。 ノキシノブが。 その上に、こんなでかい亀がへばりついてます。 どうもこちらが紛らわしいんですけど、 こちらが横根峠に向かう道らしいです。 この木は、下くぐるか、 下くぐるのちょっときついな。 ここはまたいだほうが楽だな。 どうにかスタジイの大木をまたぎました。 何本に枝分かれしてるんだ、このタブの木は。 すごいタブの木が現れました。 どう行ったらいいのかな。 ここかな。 こっちじゃねえな。 こっちじゃないですね。 こっちですね。 そこの下にあるね。道が。 ここに道が続いてるんだ。 この太い道に沿って降りた方がいいな。忠実に。 ちょっとログからは外れちゃうけど。 ここはもうなんか明らかに耕作地か宅地の跡ですね。 最後に迷いました。 しょうがないので、このススキの原を、 ヤブコギして、どうにかたどり着けると思います。 最後の最後に死にました。 最後に小さな沢があって、 ちょっと超えられるかどうかと、ドキッとしましたけど、 どうにか事なきを得ました。 16時、もうバス行っちゃいました。 あっ、フキノトウがたくさんある。 のんびり茶房、本日休業。 今、こちら横根峠から下ってきて、 こちら鴨川方面に向かっています。 郡界という意味では、今この目の前に見えている ここが郡界なんですよね。 ですけれども、あそこには、 ちょっと取り付くのがかなり困難なので、

この山中のバス停、 もうあと50メートルぐらいつで着きますけれども、 次回は、そこから、ここに見えている この車道を、 たどって、ここに見えているのが、 その向こう側ですかね、津森山なので、 なので、そこの津森山側に登って 開始したいと思います。 今日、(郡界尾根)二日目、最後、思わぬ道迷いで バスを一本逃してしまいましたが、 また次回この山中のバス停から開始したいと思います。 到着、実はこれに乗りたかったんですけど、 もう今16時23分、 25分も遅れてしまいました。 最後、間に合うかなと思ったんですけど。 なので、今度逆方向ですね、 鴨川駅まで17時26分のバスで帰ります。 あと、一時間。 その辺のフキノトウでも取るか。

千葉郡界尾根第2回目は、嵯峨山から激しい倒木地帯を横根峠まで進みます。意外にも、倒木は、かなり整理され、事前の予想よりは楽に進むことができました。しかし、2019年の台風の爪痕は、未だにいたる所に残り、激しい自然の猛威を目の当たりにすることができます。
次々と障害が現れますが、冷静に対応すれば問題はありません。最後の最後に、ちょっとした落とし穴がありました。千葉の山は、油断なりません!

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【タイムコード】
◆嵯峨山山頂                 : 1:07
◆最初の林道                 : 5:03
◆危険な倒木越え               : 7:56
◆地すべり防止区域標柱とルートファインディング: 12:33
◆謎の神社                  : 17:28
◆最大の難関、ノイバラ地獄          : 19:06
◆早咲きの桜の花               : 24:11

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【千葉郡界尾根② 嵯峨山~横根峠 紹介】
◆第1回は、道標が完備され、ほぼ迷うことなく進むことができましたが、ルート上に急峻な崖地が多く、多少神経を使う個所はありました。今回第2回目は、岩の崖は登場しない代わりに、道標が全くなく、ルートファインディングが必要なポイントがいくつかあります。動画で、可能な限り、触れています。
◆危険個所は、ほとんどありませんが、尾根上の倒木を超える際に、少し慎重を要するところはあります。倒木自体に進路を遮られ、前進が困難なところは、横根峠に出る手前のところ以外はありませんでした。
この問題の横根峠手前のスダジイの巨木の倒木地帯は、動画では紹介しませんでしたが、別ルートの東方の尾根を下れば、回避できた可能性はあります。登山アプリのログは、このあたり、幾筋かに分かれていますが、私が通ったルートは、最も西側のルートと考えていただいてよいと思います。
◆ノイバラ群生地帯は、事前に植木バサミを持参すれば、ある程度排除可能かと思いますが、地権者の同意なくそれを行うことはできませんので、現実的ではないと思います。木の枝を拾って、それでノイバラの幹を押さえつけて進路を確保するのが、現実的な対処法かと思います。ノイバラの幹自体は、簡単にしなります。その際には、グローブ着用をお勧めします。
◆嵯峨山への最短のアプローチは、(クルマを使わない場合)動画内で紹介している「ダイレクト尾根」です。小保田峠経由の旧道は、沢の渡渉があるのと、少々遠回りになります。
◆最後、山中バス停からのバス便は、2024年3月いっぱいで廃止となります。廃止後は、ここから徒歩約1時間の平塚入り口バス停か、北側の戸面原ダムバス停まで歩く必要があります。平日であれば、保田方面の湯沢バス停から鋸南町コミュニティバスの便があります。

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【チャンネル】
@歩いて旅するにっぽん
・有名ではない
・人里から離れている
・体力も必要
・情報も少ない

それでも、その場所を訪れれば、
有名観光地に匹敵する、あるいはそれ以上の感動が得られる場所を
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◆運営会社:アスタービジョン株式会社
ウェブサイトはこちら
https://astervision.co.jp/

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【撮影機材】
◆iphone13Pro
◆GoPro HERO10 Black

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【編集ソフト】
◆PowerDirector 365

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動画の一部で、地理院タイルに地名・アイコン等を追記した画像を利用して配信しています。

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