【ホンモノの秘境】奥琵琶湖有漏神社 歴史的謎が多い琵琶湖随一の秘境エリアは、道なき野生鳥獣の気配濃い美しい静寂の地です。
琵琶湖の北部、 長浜市山梨子集落から西野集落にかけては、 唯一、湖岸に車道の無いエリアです。 特に、有漏神社までは、歩道さえ無く、 琵琶湖随一の秘境です。 晩秋の一日、山梨子集落から西野水道までを 踏破した記録です。 こちらは、古民家の宿「湖桑庵」。 琵琶湖北岸の山梨子という集落にあります。 一晩お世話になりました。 なかなか個性的な宿でした。 6時過ぎには日の出時刻を迎えますので、 もうすぐ日が昇るとは思うんですが、 こちら、湖の東側、 賤ケ岳から続く稜線がありますので、 この辺りに日が射すのは、 日の出時刻よりだいぶ後になるかと思います。 今日これから訪問予定の有漏神社ですが、 宿のご主人もお話しされてましたけれども、 謎の神社だとおっしゃってますね。 いつ創建されたのか全くわかっておりません。 祭神は天照大神なんですけれども、 この辺りの漁師さんが、 神社に船でお参りをしていたということは、 わかっているようです。 広屋の大石または蛇石。 琵琶湖の水位変動を測るための 基準石として利用されていた。 有漏神社までは、だいたい歩いて30 分ぐらいで ここから行けるとおっしゃってましたけども、 実は途中に難所が一箇所ありまして、 状況によっては琵琶湖の水位が・・・ おぉ・・、水鳥を驚かしてしまいました。 状況によってはですね、この水位が上がった時は、 ちょっと靴を脱いで、湖の中を、ばしゃばしゃと 渡らないといけないところがあるんですが、 宿のご主人のお話によると、 今は大丈夫じゃないかと。 そんなに水位が高くないので、大丈夫じゃないかと お話をされてましたけど、果たしてどうでしょうか。 ちょっと、これはクマが出る可能性もありますね。 食い物はあんまりないような。 どんぐりとか実をつけるような、 広葉樹の森ではないので、食い物ないし。 この辺は琵琶湖に流入する 川もないんですよね。 あそこに、湖の真ん中にポコッと 浮かんでいる島は、竹生島ですね。 意外と近くに見えます。 だいぶ明るくなってきました。 この琵琶湖の対岸にある、 長く琵琶湖に南側に突き出た半島があるんですけど、 ここの先端 ちょうど、竹生島の対岸のあたり、
ここ、葛籠尾崎と言いまして、 謎の湖底遺跡で有名なことですね。 この湖底遺跡なんですけれども、 水深が10メートルから70メートル、 すごく深いところにありまして、 大正時代に漁師さんの網に 土器が引っ掛かったことで 発見されたということなんですけれども、 縄文式、弥生式の土器が見つかったということで 不思議なのは、琵琶湖の湖底遺跡は、 たくさん、あるんですけれども、 だいたい水深が五メートル以内のところに あるんですが、 それは昔、琵琶湖の水の水位がですね、 今よりもだいぶ低かったということで、 水位が上がったことで湖底に沈んだろいうことで、 理解できるんですけど。 この葛籠尾崎の湖底遺跡は、 水深が70メートルのところまで達しているので、 なぜそんなところに 遺跡があるのかっていたところで、 考古学者がいろいろ説を 出されています。 有力なのは、もともと地上にあった遺跡が 琵琶湖の波に洗われて、 湖底に崩れて落ちたんだろうと。 ご覧のように、すごく急峻な崖になっていて、 その崖の下の湖底も急速に水深が 深くなっているような地形に なっているらしいんですよね。 それ以外には、何か祭祀で、 土器を湖底に沈めたとか、 あるいは山崩れがあって 集落ごと湖底に沈んだんじゃないかとか、 いろんな説が唱えられているらしいんですけど、 いまだに解明はされてないということです。 仮説ですね。 人工構造物が見当たらなくなったところで、 歩きにくい、こういう岩のゴツゴツした感じの 湖岸になってきました。 でも、歩行困難っていうほどではないです。 普通に歩くことができますね。 鳥居が見えてきました。 ちょっと画像では分かりにくいと思います。 藻が生えているところが最高の水位だとすると、 やっぱり、30センチぐらいは水位が下がってる。 ここも難所といえば難所ですけど、 大した難所ではない。 岩の上を普通に乗り越えることができます。 ちょっと雨の日は滑るかもしれないですね。 ここクリアすれば大丈夫かな。 どんぐりが、落ちてる。 コナラの木が、 コナラの林がありますね。 この辺だけちょっと広葉樹が残ってますね。
なんか難なくクリアできました。 くぬぎの木がこの辺は多いですね。 ただ、どんぐりが、 だいたい、もうみんなくり抜かれて、 中身がなくなってますね。 リスかなんかが食べたのか。 なんか動物の仕業ですよね。 先ほどの、泊まった湖桑庵のスタッフの方が、 月に1回ぐらい、有漏神社まで ツアーでお客さんを連れてっているみたいですね。 なので、結局これ道はないんですけど、 そんなにハードルは、高くはないですね。 対岸の山に日が照り始めました。 縄がくくりつけられて、 ここだけ幹がしぼんでますね。 船の係留とかに 昔から使われたかもしれないですね。 胴が締め付けられているハンノキ。 でも枝をたくさん張り出して、元気ですね。 ちょっと上の道に登ってみましょう。 この奥になんか道が通じてるみたいですね。 椿、 植えられてたもののような気がします。 すでに半島側は、もう全て太陽の光が 当たっている状態まで来ました。 今もう6時36分ですね。 日の出から30分経っています。 参道があります。 昔はこの浜に船で乗り付けて 参拝してたんですね。 ちょっと見えづらいですが、 山梨子の集落があちらに見えます。 宿のご主人によると、 ここまで船で来ることもあるって言っていたので、 今も、この浜のどこかに船を乗りつけて 参拝するのでしょうね。 毎年、集落総出で、 例祭を行っているような話もされていました。 やっぱりイノシシ出てますね。 イノシシは、こういう人工構造物の脇に積もった コケとか土の中のミミズが好きですね。 実際にイノシシに歩いてて 出会ったことは一度もないんですけど、 こういう掘り返し跡は、 もう至るところで今見つかりますね。 うわ、この鳥居の下、一面掘り返されてます。 官幣大社。 日吉神社と何か繋がりもあるのかな。 日吉神社の宮司さんがこれ建てられたみたいです。 官幣ってなってるんで、 明治以降であるのは明らかなんですけど、 昭和三年だ。 このように拝殿と本殿が別棟になっていて、 結構、規模的には大きい神社ですね。 すごく周りも清潔に保たれていて、
かなり、やっぱり山梨子集落の方々が、丹精を込めて 大切に扱っていることが、 伺い知れますね。 下にも参道があるんですけど、こんな感じで、 ちょっとこの赤テープを辿って行けば、 稜線にすぐ出られるような気がするので、 この赤テープに沿って行ってみますか。 瓦葺。 本殿は銅板で葺かれてます。 なんかイノシシが下ってくる道かな。 鉢合せしたら嫌だな。 「近江湖辺の道」なんていう道があったんですね。 ありゃりゃりゃ。 なんかまた海岸に出ちゃいました。 あー、水鳥が水面スレスレに飛んでる。 魚を探してるんだな。 どこまで行けるのかな。 竹生島はだいぶ近づいてきました。 登山アプリを見ると、 この道は正しい道のようですね。 こんな感じになってます。 根こそぎ木がぶっ倒されてます。 ほら、こんな感じ。これ杉の木ですね。 杉の木っていうのは、 根っこは本当に土の表面にしか根を張らないので、 風で簡単に倒されちゃったり、 山が崩れたりすると、杉林ごとグーッと・・・ こんにちは。 湿地のようになっているので、 ちょっと上に上がります。 湿地を避けて。 これはなんだろう。 気づいたんですけど、 この辺は杉の植林じゃなくて、 広葉樹と常緑樹が、 入り混ざっているような林なんですけど、 なんか上の方の木の枝が、 全部湖側になびいてますよね。 多分この稜線側から すごい強い風が吹き続けてるせいかな。 賤ケ岳とは逆方向に行くと、 山本山というところに行ける山道もまた続いてます。 賤ケ岳と山本山のちょうど中間地点とも 言えると思いますね。 今日は、西野集落の方へ進みます。 ここからは、余呉川の氾濫から西野集落を守るために、 掘られた、西野水道の映像です。 江戸時代に掘られた、素掘りのトンネルの中を、 探索することができます。 入口で、無料でヘルメット・懐中電灯・長靴を 借りることができます。 距離は、たいしたことはないのですが、 (琵琶湖側に抜けるのに)結構時間を要しました。 不思議な体験ができる、 珍スポットです。
今日、歩いてきたこのコースは、琵琶湖唯一の 湖岸に車道の無いエリアで 前半は歩道さえ無い、ホンモノの秘境です。 神社や湖底遺跡、謎の多いエリアでもありました。 是非一度、この奥琵琶湖の謎の秘境を 体感してみることを、オススメします。 今日のこちらの動画、 もし、お気に召しましたら、 高評価とチャンネル登録お願いいたします。
謎の歴史に包まれた有漏(うろ)神社と阿曽津千軒周辺は、琵琶湖岸で、唯一車道が通じていない、知る人ぞ知る秘境エリアです。琵琶湖北端に近い山梨子集落から有漏神社までは、歩道さえありません。しかし、穏やかな日には、問題なく湖岸に沿って安全に通行できます。
有漏神社は、いつ誰が創建したのか分かっていない、謎の神社ですが山梨子集落の方々により社殿も境内も美しく保たれています。対岸に見える葛籠尾崎の湖底には、深度70mに達する謎の湖底遺跡があります。廃村阿曽津千軒は、平安時代に水没したという伝説がありますが、裏付けがありません。
鹿の鳴き声を聞いたり、猪の掘り返した土の跡を見つけたりもします。多くの水鳥にも会えます。
西野集落から琵琶湖まで江戸時代に余呉川の水を逃すために掘られた「西野水道」は、素掘りの水道トンネルをくぐるという非日常体験のできる面白いスポットです。
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【タイムコード】
◆湖桑庵 : 0:34
◆水鳥に驚かされる : 2:25
◆難所を越える : 7:20
◆有漏神社 : 11:51
◆西野水道 : 18:03
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【有漏神社と阿曽津千軒 紹介】
◆有漏神社は、長浜市木之本町山梨子集落が管理している謎に包まれた神社です。創建年代やいきさつは、分かっていません。かつては、琵琶湖沿岸の漁師に崇拝されていたそうで、対岸の堅田や遠く大津の漁師も船で渡って来て参拝したと言われています。
社殿やその周辺は、きれいに保たれ、山梨子集落の方々により大切に守られていることが良く分かります。
山梨集落からのアプローチは、道は無いですが、波の穏やかな日であれば、問題なく歩行できます。但し、途中1カ所岩場が湖に突き出ている個所があり、琵琶湖水位が高い場合には、湖の中に足を入れて歩く必要があります。足場はしっかりしているので、裸足で歩くか、長靴があれば、尚良しです。
南側の西野集落からは、林道と歩道を使って行きつくことができます。
◆阿曽津千軒は、西暦1000年前後に、津波によって湖底に沈んだという伝説の有る集落です。実際には、今のところ、そのような痕跡は見つかっていないようです。
土地貸の老婆が、村の若者の恨みを買い、琵琶湖に沈められたが、堅田の漁師に一旦は助けられるも、落命し、その時の呪いで大地震が起き、村が消滅したという伝説も残っているそうです。
琵琶湖各地には、似たような千軒伝説が各所に残っており、調査で水没が証明されている場所もあるそうです。
◆有漏神社や阿曽津千軒周辺には、石垣が各所に残っていますが、明治時代に入ってから、村人が米を琵琶湖水運で運び出すために米蔵を建てた跡だそうです。
◆西野水道は、余呉川の氾濫から村を守るため、1840年から5年を費やして、完成した水路です。今は、大規模な水路がすぐ脇を通っており、水路としての役割は終わっていますが、観光用のトンネルとして開放されています。入り口で、無料で長靴、ヘルメット、懐中電灯を借りて入ることができます。中腰で、懐中電灯だけの明かりで、琵琶湖まで抜けるのは、かなりハードでしたが、かなりレアな体験でした。
これとは別に、立派な歩行者用トンネルもあります。抜けた先には、美しい砂州があります。
◆賤ケ岳から山本山に至る稜線上には、古保利古墳群があり、様々な形式の古墳が数多く確認されており、古墳時代には安定した勢力が長い時代支配していたことを伺わせるそうです。
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【チャンネル】
@歩いて旅するにっぽん
・有名ではない
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・体力も必要
・情報も少ない
それでも、その場所を訪れれば、
有名観光地に匹敵する、あるいはそれ以上の感動が得られる場所を
徹底リサーチして厳選の上紹介しています。
◆運営会社:アスタービジョン株式会社
ウェブサイトはこちら
https://astervision.co.jp/
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【撮影機材】
◆iphone13Pro
◆GoPro HERO10 Black
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【編集ソフト】
◆PowerDirector 365
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動画の一部で、地理院タイルに地名・アイコン等を追記した画像を利用して配信しています。
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1 Comment
琵琶湖の歴史を感じますね🍀*゜