オーストラリアのファイバーアーティスト、Natalie Miller (@natalie_miller_design) さんは、20年以上におよぶ建築と設計の経験を自身の作品に織り込んでいる。「建築物を作るには、デザイン原理を理解し、それに基づいて資材を組み合わせます。生地を組み合わせる場合も、理屈は同じです」とNatalieさん。以前はレンガや石材やガラスを扱っていたのが、今では糸や色や生地に置き換わったのである。

3年前、Natalieさんは家族と共にカンガルーンに移り住んだ。そこは、シドニーから車で南に2時間ほど走ったところにある田舎町。緑豊かで眺望に恵まれたその環境は、彼女の大切なインスピレーションの源となっている。「この場所の広大さと静けさは、一旦立ち止まって物事をじっくりと考えさせてくれるし、創造性を解放させてくれます」とNatalieさんは話す。Natalieさんの創造性は、斬新な織物やマクラメという手編みの装飾品などに注ぎ込まれ、最近では香港やシンガポールでワークショップを開催するまでに発展している。国内外で作品が注目される中でも、彼女は謙虚な姿勢を大切にしている。「常に好きなことに携わっていられる機会に恵まれて、私は本当に幸せです。」 Photo by @natalie_miller_design

Ciao, Nihon.